滝沢秀明氏、TOBEで初の舞台演出「滝沢歌舞伎とは違った“滝沢ワールド”を表現する」主演はIMP.(スポーツ報知)
滝沢秀明氏が設立した「TOBE」に所属する7人組「IMP.」が9日、都内で、初の舞台「IMPACT」(5月1~25日=名古屋・御園座、5月30日~6月1日=金沢・本多の森 北電ホール、6月6~8日=広島文化学園HBGホール)に主演することが9日、発表された。構成・演出は滝沢氏が務める。 【写真】TOBE所属7組が東京ドームで躍動! 滝沢秀明氏は海外からのオファー明かす 2022年のミュージカル「少年たち あの空を見上げて」を演出して以来、約3年ぶりの演出で、TOBE初の舞台となる。スポーツ紙の取材に応じた滝沢氏は「久しぶりなので、勝手を忘れてしまった。こんな感じだっけ」とすっとぼけながらも、「やればやるほど、欲も出てくる。直前の変更など、これから大人たちを苦しめると思う。演者にもビシバシと指導する」と不敵に笑った。 舞台はショーと芝居の2部構成。芝居パートでは、滝沢氏が2018年に演じた「平将門」を上演する。将門役の佐藤新を中心に、7人が物語を進めていく。 水10トンや、大量の砂を降らせる演出など、滝沢歌舞伎をほうふつとさせるド派手な演出もあるという。ただ、滝沢氏は「あくまで、滝沢歌舞伎とは違った舞台なので、切り離して考えている。でも、どちらも自分の作品なのでどうしても僕の世界観になるし、似てきてしまうかも。でも、“滝沢ワールド”を表現するという解釈でいいとと思う」と完全新作であることを強調した。 タイトル「IMPACT」には「IMP.がACT(=演技)する」という意味も込められているという。自らも演じた作品をTOBE初舞台を7人に託すことに関しては「滝沢歌舞伎のバックダンサーだった7人。先輩たちの背中も見てきたし、ずっと舞台がしたいという要望ももらっていた。思いっきり作品にぶつかっていって欲しい。今の彼らならとできると胸を張って言える」と期待した。 今後のTOBEの舞台に関しては「開幕しないと分からないが、シリーズ化していきたい。今回は東京公演がないが、場所にはこだわりがない。やるからには世界も目指したい」。滝沢ワールドが海を越えていく日は遠くないかもしれない。
報知新聞社
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