【動画解説】台風15号 金曜にかけて広く大雨警戒 台風の進路にあたる地域で線状降水帯発生のおそれも

 

【動画解説】台風15号　 金曜にかけて広く大雨警戒　台風の進路にあたる地域で線状降水帯発生のおそれも（ウェザーマップ）

ウェザーマップ

エラーコード：1001100

ご利用の環境では映像を視聴できません。
映像視聴における推奨環境はこちらをご確認ください。

ウェザーマップ

　きょう4日未明に日本の近くで発生した台風15号。今回は特に大雨に警戒が必要です。きょう4日(木)からあす5日(金)にかけては西日本から東日本の太平洋側でかなり雨量が多くなる見込みです。台風の進路にあたる地域では、「線状降水帯」が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがありますので、厳重な警戒が必要です。

4日(木)午後1時の台風15号の位置と予想進路

　台風15号はきょう午前3時に奄美大島の東の海上で発生しました。今夜には九州に、あす5日(金)の朝には四国あたりまで進んで、上陸する可能性もあります。その後、5日(金)の日中から夜にかけて、近畿、東海、関東に近づき、東よりに進む見込みです。それほど発達する台風ではありませんが、大雨の影響が大きくなりそうです。

4日(木)午後9時の雨・風の予想

　きょうの午後には九州南部や四国に活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨が降るおそれがあります。強風にもご注意ください。夜には中国地方や近畿でも激しい雨となり、日付が変わる頃には東海の天気も荒れてくるでしょう。あすの朝、通勤通学の時間帯には東海や関東が雨風のピークで、交通機関が乱れる可能性があります。関東は日中も影響が残りそうです。

5日(金)午前8時の雨・風の予想

　今回、台風の進路にあたる地域で「線状降水帯」が発生するおそれがあります。九州、四国、東海ではきょうの午後からあすの午後にかけて、線状降水帯が発生し、大雨災害に危険度が急激に高まる可能性がありますので、厳重な警戒をお願いします。 ＜線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間＞ 　九州（大分県、宮崎県）　4日（木）昼過ぎから4日（木）夜遅くにかけて 　四国（徳島県、愛媛県、高知県）　4日（木）夕方から5日（金）朝にかけて 　東海（岐阜県、静岡県、愛知県、三重県）　4日（木）夕方から5日（金）昼過ぎにかけて （気象予報士・多胡安那）