遠野なぎこさん死去 朝ドラヒロインで清純派も奔放発言で話題に 3度の結婚と離婚(スポニチアネックス)
女優の遠野なぎこ(とおの・なぎこ、本名青木秋美=あおき・あきみ)さんが死去したことが17日、分かった。親族が遠野さんのブログを更新し、公表した。45歳。神奈川県出身。NHK連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じるなど清純派女優として活躍した一方で、15歳の頃から摂食障害に苦しんだ。また、男性遍歴をぶっちゃけるキャラクターでも知られた。 【写真あり】遠野なぎこさんが公開していた「病のリアル」体の一部 関係者によると、都内の遠野さん宅で女性の遺体が見つかったのは3日午後。その後、遠野さんと確認された。親族が更新したブログでは「このたび、遠野なぎこ(享年45歳)が永眠いたしましたことをご報告申し上げます」と発表。「故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」と死因についても説明した。 1991年にテレビ朝日「鳥人戦隊ジェットマン」に本名である青木秋美の名でデビュー。94年テレビ朝日「嫁の出る幕」から遠野凪子を名乗る。95年のTBSドラマ「未成年」で一躍注目を浴びる。99年には「すずらん」で実直な女性像を好演し、キャリアを重ねていった。 その一方で、15歳から摂食障害に苦しんでいることを公表している。発症には母親からの虐待が影響しているという。2013年の自伝的小説「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」では壮絶な母娘関係や摂食障害を赤裸々につづっている。 30年経過した近年も重い症状に悩まされていた。最後の公の場となった今年4月の映画「渇愛」の舞台あいさつでは、「摂食障害は地獄への入り口よ」と大粒の涙をこぼし、「私は死ぬまで(病気と)闘いたいと思っていますし、そんな姿を見ていただきたいです」と訴えていた。 バラエティー番組では、自由奔放な発言で“肉食女子”として話題に。プライベートでは2009年5月に一般男性と結婚するも同7月に1度目の離婚。その後14年5月に元プロボクサーの一般男性と再婚したが同6月に2度目の離婚。さらに、23年2月22日に年上の一般男性と3度目の結婚をしたものの、同3月7日に2週間でスピード離婚している。23年12月には4度目の結婚を決めたことを発表したが、わずか10日後には破局したと報告していた。

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