「素晴らしいスピーチ」「見出しが立たない」… 石破茂首相の自民党大会演説に割れる評価(産経新聞)
産経新聞
自民党の森山裕幹事長は9日、同日の党大会で行われた石破茂首相(党総裁)の演説について「石破内閣が目指す方向について話したことはよかった。心を一つにして、参院選を頑張っていこうという気持ちになれたのではないか」と評価した。党大会後に記者団の取材に答えた。 【年代別でみる】石破内閣を「支持する」が「支持しない」を上回った唯一の年代は? 首相は演説で、自民の3年3カ月にわたった野党時代を振り返り「もう一度、あの時の謙虚さを取り戻したい。勇気と真心をもって真実を語り、あらゆる組織と対話する政党であらねばならない」などと語った。昨年の総裁選に出馬し、首相に敗れた小泉進次郎元環境相は「素晴らしいスピーチだった」と称賛した。 一方、同じく昨年の総裁選に出馬した小林鷹之元経済安全保障担当相は「首相は『楽しい日本』というが、楽しい日本をつくるための具体的な道筋が、きょうはあまり感じられなかった」と指摘。「自民としてどういう国づくりを目指すのか、どういう骨太の政策を打ち出すのかといったメッセージを発信することが重要だ」と述べた。 中堅議員は「見出しが立たない演説だった。結局、私たちは(参院選で)何を掲げて戦えばいいのか」と疑問を呈した。
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